みなさんこんにちは♪
茨城県鉾田市のアロマサロン
桑名妙子です
今日は、
「精油と油脂の違い」
について
なるべくわかりやすくお話しようかと思います。
「精油って油じゃないの?」
と思っている方もいると思いますが、
精油は
油(油脂)では
ありません
それぞれの特徴よりも
分子構造の違いを見てみるとわかりやすいです
早速違いを見てみましょう
アロマテラピーで使われる
オリーブ油などの「油脂」は
主に
グリセリンに3つの脂肪酸がくっついた
「トリグリセリド」
という構造をしています。
脂肪酸
グリセリン+脂肪酸
脂肪酸
↑これの集まりが油脂
・脂肪酸の性質の違い(ステアリン酸、オレイン酸など)や
・結びつく脂肪酸の組み合わせ
・他の成分(ビタミンや色素など)
などの違いで、油脂の特徴が変わります。
一方、
アロマテラピーで使われる「精油」は
「揮発性の、有機化合物の集まり」です。
その名の通り、
「空気中に飛んでいきやすい(揮発性)、
炭素を含んだ、2種類以上の元素の集まり(有機化合物)
がたくさん集まったもの」
なので、
ユーカリ・グロブルスの成分分析表を例にしてみると
リモネン(有機化合物)
+
ρ-シメン(有機化合物)
+
αーピネン(有機化合物)
+
γーテルピネン(有機化合物)
+
ミルセン(有機化合物)
+
1,8ーシネオール(有機化合物)
=ユーカリ・グロブルス(有機化合物の集合体)
となります。
精油は有機化合物の特徴である
引火性、水への不溶性などがあり、揮発性の物質です。
難しかったでしょうか??
精油を
「水に溶けないから油でしょ?」
「オリーブオイルの仲間でしょ?」
と思っていた方には
「油脂とは構造が全然違うよ~」
ということだけ知ってもらえれば嬉しいです
最後までお読みいただき
ありがとうございました
フォローもよろしくお願いします
2020年8月号にサロンが掲載されました
↑ご予約、お問合せ、生活の木の商品が欲しい方はご相談ください♪
*FB派の方、フォローお願いします*
facebookページ⇒https://www.facebook.com/holistaroma/
*色々つぶやいてます*
Twitter⇒http://twitter.com/holistaroma
*Instagramでたまにライブ配信してます*
Instagram⇒https://www.instagram.com/holistaroma